◆予防歯科とは・・・?

 人間の歯は上下合わせて28本ありますが、多くの人が80歳までに多数の歯を失っていると言われています。その原因として挙げられるのが、虫歯と歯周病、そして咬み合わせです。もちろん虫歯や歯周病などになってしまった場合は早期の治療が必要ですが、治療によって歯を削ることで、その歯の寿命はさらに短くなってしまいます。自分の歯を長年維持していくためには、虫歯や歯周病にならないようにする「予防歯科」が重要なのです。


◆フッ素塗布

 フッ素は歯の質を強化する自然元素であり、毎日の食事を通して私たちが摂取している栄養素でもあります。その効果はもちろん安全性も高いため、世界各国で虫歯予防に利用されています。乳歯や生えたばかりの永久歯に非常に効果的です。フッ素塗布には、歯科医院で行うものとフッ素入りの歯磨き粉などを使用して家庭で行うものがあります。より高い効果を得るなら、歯科医院での処置をお勧めします。


フッ素塗布の効果

虫歯の原因菌によって虫歯になりかけた部分を元に戻します。

エナメル質と結びついて歯を丈夫にします。

虫歯の原因菌の働きを抑えます。


◆TBI(ブラッシング指導)

 TBIとは「トゥース・ブラッシング・インストラクション」の略で、歯科衛生士などによるブラッシング指導を指します。毎日ご自身が行うブラッシングは、虫歯や歯周病を予防するために大切な要素です。正しいブラッシングを身につけることで、プラーク(歯垢)を溜めることなく清潔な歯にしましょう。


◆PMTC

 PMTCとは「プロフェッショナル メカニカル トゥースクリーニング」の略で、虫歯や歯周病の予防手段のひとつで、「専用の器材を使用したプロによる歯のクリーニング」を意味します。ブラッシングだけで落とすことができない汚れでも磨き落とすことが可能です。

PMTCの流れ

ブラッシングの苦手な箇所や今後問題が起こりそうな部分をチェックします。

専用器材を使用して、歯石などの汚れや着色の除去を行います。

フッ素入りのジェルを使って歯全体を磨き上げます。


◆定期健診

現在、進行してしまった虫歯の治療ではなく、虫歯や歯周病を防ぐための定期検診が重要です。3〜6ヶ月に1度の間隔で行うことによって、的確な指導が受けられるため、虫歯や歯周病の予防が容易になります。

 


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